こんにちは。むぎぼしです。
今回は娘のアレルギーの原因が分かるまでの道のりをお話しします。
夫は主にスギ・ダニ・ハウスダスト、私はダニ・ハウスダストのアレルギー持ちです。
そんなアレルギー持ちの両親から生まれた我が子も、やはりアレルギー持ちでした。
しかし、それは最近やっと分かったことで、4歳の時に行った採血での血液検査では、アレルギー無しという結果だったのでどうしてこんなに鼻水と咳が出るのか不思議でした。
耳鼻科へ初めて行ったのは1歳頃
娘は1歳になる頃から鼻水が出始め、初めて耳鼻科の門をたたきました。
耳鼻科の先生からは、アレルギー性鼻炎ではいかということ。そして花粉症を持ってるだろうから、外ではあまり遊ばないようにと言われました。
この時から7年間、夏の症状がない時期以外は抗アレルギー薬をよく飲んでいます。(症状によって1日2回とか1回とか)
こんなに小さいのにもう花粉症!?しかも外で遊ばなようになんて…(泣)と当時はショックを受けました。
しかし鼻水が喉に垂れて咳が出てしまい、夜中や明け方まで咳をする娘がかわいそうで、症状のひどい時は外で遊ばないよう気を付けました。
と言っても子どもはやはり日光を浴びるのも大事だと聞くし、外遊びや自然が大好きな活発な子でしたので、様子を見ながら外で遊んだりもしていました。ただ、草が多いところや森の近くはなるべく避けていました。
4歳で受けたアレルギー検査
4歳で受けた血液検査では、なんとアレルギー39項目何も出ませんでした。けれども、耳鼻科の先生からは「アレルギー性鼻炎だね~」と言われ続けていたので、何のアレルギーに反応しているのか本当に謎でした。先生曰く、小さい頃は検査しても結果として出てこないこともあるそうです。
ただ私としてはアレルギー無しの結果なのに、アレルギー性鼻炎。かえって混乱してしまいました。
今まで通っていた耳鼻科でも、小児科でも、引っ越し先の耳鼻科でも、アレルギー検査の相談をすると
「まだ小さいし、正確な結果はでないかもよ?」
「よっぽど酷くないと検査しません。」
「子どもはアレルギーの原因が良く変わるから、検査したり気にしすぎなくて良いですよ。」
と言われました。
毎日のように鼻水、夜中の咳、数日おきに鼻血、数ヶ月ごとに副鼻腔炎になり抗生剤を飲む。これが酷くないのか…。私には分からないので、信頼する先生方のおっしゃる通り、自分でできるアレルギー対策をしながらもお薬に助けてもらいながら生活をしてきました。
ついにアレルギーの原因が分かった!?
娘が小学2年生になり、夏には落ち着いていた症状が秋になってやはり出てきました。毎回のように、夜~朝の痰のからんだ後鼻漏の(鼻水が喉に垂れる)咳が酷く、風邪だと思って小児科に連れて行ってしまいました。(そんなことが良くあります…。)
なんだか今回はいつもより咳が酷いし、そろそろアレルギー検査をしに行こう!とアレルギー科へ受診しました。
スクラッチテスト
娘が行ったのは、スクラッチテストというのアレルギーの検査です。[スクラッチテストについて(みんなの家庭の医学様サイトより)]
まず腕の内側に針で軽く傷をつけ、その上にアレルゲンの液を1滴ほど垂らします。
針で傷をつけると言っても、軽く針で腕を撫でている感じでした。娘も終始笑顔で、全く痛くなかったそうです。
今回検査した項目は、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ネコ、イヌ、ダニです。
垂らした液を軽く拭き取り、その後は15分ほど待ちました。
15分後の結果は・・・
待っている間は、7年越しの謎が解けるかも…?いや!アレルギーなんか出るな…!とドキドキでした。
5分を過ぎたところで、液を垂らしたところほどんど赤くなってきました…。
15分後、スギの液を垂らした皮膚が赤く腫れてきました。ネコ以外の項目も赤くなりました。
やはり、娘はいくつかのアレルギーを持っているようです。
検査後の先生の診察では、
「スギはアレルギーあるね。他も少し反応してるから、怪しいって感じだけどアレルギーあるとは言い切れない。実際にはアレルギー反応しないこともあるし。けれど、抗アレルギーの薬を飲んでる上で赤く反応してるから、アレルギーはあるかもしれない。」
と教えていただきました。
ちなみに、検査後ステロイドを塗ってもらいましたが、次の日も反応の跡が残っていて、スギの部分はその後3日間ほど痒がっていました。
まとめ
アレルギー反応が出たことはショックでしたが、鼻水と咳の原因がはっきりと分かったので、スッキリしました。
娘自身も、自分にはアレルギーがあると自覚できたので、これからは一緒に花粉症やダニ対策をしていこうと思います。
また、症状が落ち着いている時期から舌下免疫療法を始めようかとも検討中です。娘とゆっくり話し合ってみます。